About us
私たちはなにを目指すのか?
地球社会の大きな変化を背景に、自然と共生する持続可能な人間社会の実現に資するため、京都大学での10年にわたるレジリエンス研究から引き出されるエッセンスをカスタマイズ適用・実践することを通して、分野横断・協働を促進するための「人」の育成や、組織イノベーション、マクロとミクロあるいは都市―地域をつなぐ問題解決志向プログラムの創出・実践を行い、SDGs実施および地域・社会の再生・再構築に貢献することを目指します。
私たちが大切にしたいこと
レジリエンス思考・アプローチを活用することによって、「隙間」を見出し、自然~人間~社会のグラデーション(「木を見て森も見る」)および温故知新を大切にし、「つながりの質」に重きを置いた「隙間デザイン」を行い、関わるすべての人・生態系が生き生きすることを軸に据えた、SDGsの一歩、二歩先の、問題解決志向プログラムを創出します。
特に、気候変動の影響および生物多様性の劣化といった地球社会全体の変化を斟酌しながら、その「問題解決のヒントは地域に見出される」という視点を核にして、その変化に向き合う人間社会、地域コミュニティの在り様(being)に意識を向け、マクロとミクロ、都市と地域を繫げるアプローチを展開します。
当センターの経緯
当センター設立までの足跡
当センターの設立までに約10年のあいだ、京都大学の内外を結びつけ、レジリエント社会に向けて、多角的に多様なチャネルを介し、人・地域・コミュニティ・産官学の協働からレジリエンスを育むアクティビティを「レジリエンスイニシアティブ」として行ってきました。大中小様々なプロジェクトやワークショップや研究会を進めてきました。
次のステージへ
これまでの取り組みは、当センターの重要な基礎を成します。それを土台にしながら、当センターは、プロジェクトごと、研究会ごとではなく、しっかりとした連続性をもった波を描いていく、という次のステージに向かいます。池に小さな石を投げると、波が少しずつ連続的な円になり、外に波及していくように、連続性を生み出し、表面的ではなく、しっかりと根っこのあるレジリエンスを伝え、育て、地球社会のあらゆる分子が生き生きとする(生態系も、一人一人、一つ一つのコミュニティ・組織を含めて)レジリエント社会につなげていきます。
現在地
2023年の創設以来、まずは地域のエンパワメントおよび人材育成に注力してまいりました。2026年4月現在、これまでに蓄積してきた実践を基盤に、学術知と現場知の往還を深める中で、社会システムの設計や政策形成に関わる、いわば「進化型シンクタンク機能」が実践の中から萌芽しつつあります。今後は、この知の循環を基盤とした機能を通じて、実効性の高い分析・提言のさらなる深化にも、取り組んでまいります。
当センターが力を注ぐ3つの機能
当センターが力を注ぐ機能には、大きく3つあります。下記3つの機能を一体的に展開し、それらを循環させることで、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。その3つは、それぞれバラバラではなく、3つの相互作用を通して、「次のステージへ」でいうレジリエントな社会にむけて具体的な取り組みをしていこうというものです。こうした相互作用を実現するためのツールは、当センターの取り組み全ての要となる「レジリエンスアプローチ」(清水, 2015, 2023, Shimizu & Clark 2019, Shimizu Eds., 2022)※です。

- 清水美香 『協働知創造のレジリエンス~隙間をデザイン~』 京都大学学術出版会 2015年
- 清水美香 編著『レジリエンス――森・風景・地域・人をよみがえらせる力』 日本評論社 2023年
- Mika Shimizu & Allen Clark, Nexus of Resilience and Public Policy in a Modern Risk Society, Springer, 2019.
- Mika Shimizu Ed. A Resilience Approach to Acceleration of Sustainable Development Goals, Springer, 2022.
3つの特徴
これらの機能には、大きく3つの特徴があります。
- 現場を重視し、一方通行ではなく、多角的な観点から多様な観点から、地域と都市のあいだ、コミュニティまたは従業員と意思決定者とのあいだを含めて、「あいだ」を重視し、コミュニケーションを図る場および環境を創出します。
- 自然と人と社会の中にある様々な相互性、たとえば森と地域と人の相互性とレジリエンスを軸に、短中長期含む時間軸で、世代、事象を繋ぐ、時空間を俯瞰して、①②③にある育成、再生、創出の方向への道筋をつけます。
- 上記のプロセスの中で、科学とアートの融合、自然科学と社会科学の融合が実践されることになります。そのツールは、システム思考やデザイン思考を土台に学問知のみならず、実践知から伝統知や地域知もとりこむ「レジリエンスアプローチ」。俯瞰的視点と同時に各地域、各組織の文脈や背景、および一人一人の暮らしへの眼差しを重視します。
概要
| 名称 | 一般社団法人 地球社会レジリエンスセンター Global Community Resilience Center(GCRC) |
|---|---|
| 住所 | 606-8501 京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟104 ベンチャーインキュベーションセンター内 |
| 代表理事/センター長 | 清水 美香 |
| 理事/監事/アドバイザー | |
| 設立年 | 2023年 |
| Webサイト | https://gcrc.or.jp/ |
| 連絡先 | contact@gcrc.or.jp 070-4484-5491(平日13時〜17時) |
| 事業内容 |
|
| 提携/連携 |
|
