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レジリエントな私の未来に向けて
加納嘉之(金融)

プログラム名:レジリエンス思考養成プログラム 入門編 2023
開催日:2023.09.07-2023.09.21


まずはこのような機会を頂きありがとうございました。恥ずかしながら、清水先生とお出会いして初めてレジリエンスと言う言葉を知りました。今回の機会を頂き、一生懸命自分事に落とし込んで理解をしようと努力しましたが、考えれば考えるほど解が見いだせず、整理が出来ていませんが、これから人生において直面する事柄を、学んだ事に当て嵌め実践を積んでいくことで自分なりのレジリエンスを築き上げればと考えています。

東日本大震災の話がありました。東日本大震災には私も衝撃を受け、日本赤十字を通じて寄付を行いました。そして一年後に三陸海岸を岩手まで車で移動し、実際の光景を目の当たりにし、自分は自分の体験として東日本大震災に向き合おうとしました。でも今、振り返るとその時の行動だけで良かったのか、今でも疑問を持っています。おそらく、人それぞれ、感じ方が違い、実際に行動を起した事柄も違いがあると思います。ただ自分が生きていく中で同時テロや湾岸戦争、ウクライナ戦争など絶望的な状況に陥った時にどのような思考や行動をすればよいのか考えるきっかけになったとおもいます。

人間は、決して一人では生きていけない。人間だけでなく、自然環境、さらに目に見えないその奥にあるものも含めて生かされていると実感しました。人と人との繋がりや多方面とのつながりが不確実な社会に対応する能力を養われると考えると、ミドルマンの存在が重要かと言うのがわかりました。私は金融機関の職員でもあり、仕事自体がミドルマンを求められるところがあり、どちらかというとミドルマンがされている事が並大抵な事ではないと理解しています。100人あえば100人とも全て満足度の高い評価を得られるわけではなく、やらなければ逆に楽な事を実感しています。でもそれを打ち消すぐらいのおかげ様の精神、ありがとうという感謝の言葉が人間にはあり、だから事個ではなく、支えあうとか寄り添うと言う強みを人間は持っているんだなと思いました。

人であればだれでもがミドルマンであり、ミドルマンの素養を見出してあげるのもミドルマンの役割であると思っています。多くのミドルマンが現れる事が持続可能の社会の実現には不可欠であると思っており、自分自身もそのような社会実現にむけ、今回学んだことを活かせればと思っています。